雑動部活動日誌 第2部
第一話「罰掃除、黒沢の誇り!?」
その1 No.121 |
マム−「え?」 (〜00.11.24) |
その2 No.122 |
早速、翌日からオレは客探しをはじめた。 (〜01.01.10) |
その3 No.123 |
坂井先生はものすごい形相でオレと黒沢を交互ににらんでいる。顔が赤い。明らかに怒っている……。 坂井先生は静かに教壇を降りると、ゆっくりと黒沢の方へ歩き出した。オレの席は教室のちょうど真ん中辺り。黒沢の席はオレの二つ斜後ろ辺りの席だ。坂井先生はオレの横を通
り過ぎ、黒沢の前で立ち止まった。そして、腕を組んだまま低い声でくり返して言った。 (〜'01/02/24) |
その4 No.124 |
坂井先生「もういっぺん、言ってみろぉ!!」 言い終わるより早く坂井先生の拳はオレの額にヒットした。オレは二、三歩さがってうずくまった。 (〜'01.04.17) |
その5 No.125 |
窓の外を見つめてままの黒沢に、坂井先生は背を向けゆっくりと教卓に戻った。そして、両腕をついて鼻で大きく深呼吸をした。そして教室の後ろの黒板の方を見ながら誰を見るでもなく坂井先生は話しはじめた。 (〜'01.04.19) |
その6 No.126 |
廊下に出ると、黒沢がちょうど数往復終らせて戻ってくるところだった。 マム− 「ひとり500往復ずつか……。 マム− 「はぁ、はぁ、はぁ」 座り込んで休んでいるオレを気にもせず、黒沢は黙々と続けた。 そんな自分を否定したかったのか、平然と走り続ける黒沢に頭にきたのか、オレは無意識に走り出していた。 (〜'01.05.30) |
その7 No.127 |
30往復、そして40往復。 オレも黒沢も「はぁはぁ」言っていた。話す余裕も無い。
血が頭にのぼり顔が熱い。 こいつの目……、笑ってる!? (〜'01.07.01) |
その8 No.128 |
坂井先生「オレはお前ら二人に言ったんだぞ! (〜'01.12.02) |
その9 No.129 |
坂井先生と学級委員に、矢部が加わり一層声が大きくなった。金を払って矢部に行かせたものの、オレも気になって少しづつ近付いた。 |
つづく……